BMW技術とは

B⇒バクテリア
M⇒ミネラル
W⇒ウォーター(水)

地域循環システム

自然界は、動物の死骸や枯れ葉をバクテリア(微生物)が餌として分解し、水と土につくります。この自然浄化作用により「生態系の循環」が保たれていますが、中心にいるのが、微生物(バクテリア)です。BMW技術は自然の自浄作用をモデルにバランスよく微生物を活性化し、生き物にとって「よい水」「よい土」をつくりだす技術です。
畜産排せつ物による水質汚染、農薬による土壌汚染などの問題が深刻になってきました。BMW技術は、農畜産物の排せつ物や残さなどのバイオマスを「生き物によい水、よい土」に変え、農薬をはじめとする科学物質に頼らない本来の自然循環の仕組みをかたちづくります。BMW技術の働きを地域づくりに活かすために、考え出されたのが地域循環システムです。これは、ひとつのモデルですが、実際は地域の実情に合わせてさまざまなシステムがあります。            以上、社団法人BM技術協会ホームページより引用





茨城BMでの導入事例

清水牧場
清水牧場で処理された排水はBMW生物活性水となり、牛舎の洗浄用や併設された水稲、野菜の実験圃場で使用されます。このうち洗浄に使用された水については、再び浄化槽に入り再度処理されます。






茨城BM堆肥生産施設
清水牧場から出た牛の糞尿を使い発酵堆肥を作っています。ここでは堆肥しみだし液から生物活性水も作っており、いずれも会員農家に供給されています。



一般家庭・農家向けシステム
茨城BM会員の田中邸・米川邸にBMWシステムが設置されています。

1.田中邸

BMW排水処理システムで浄化された水は、田んぼ、家庭菜園、ニワトリ飼育に利用されています。田中さんの田んぼは生物活性水のみで栽培され、他の肥料は一切与えていません。田んぼには、ドジョウ、フナ、カエル等様々な生き物も生息しています。




2.米川邸
浄化槽で生物活性水をつくり、農業に利用しています。サツマイモ、大根、ジャガイモで土壌薫蒸剤を使用しない栽培に挑戦しています。